フェルマーの最終定理 通販商品:フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
定価:¥ 820
通販価格:¥ 820
発売日:2006-05
販売元:新潮社
通販種別:文庫
クリエーター:サイモン シン
EAN:9784102159712
ISBN:4102159711


フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
2000年に出たハードカバー版の文庫化。ハードカバー版は2000円以上しちゃうのでなかなか買えなかった。文庫版になって820円になったので購入したのだけれど、いまさらながらに後悔した。

これは2000円以上出しても良い本であった、と。

ピタゴラスからワイルズに到るまで、数学の歴史を紐解きながら、フェルマーの最終定理について語るサイモン・シンの筆力に脱帽。多くの個性的な登場人物が登場し、フェルマーの最終定理に挑みながら破れ、しかし破れてもなお彼らの挑戦が後の挑戦者の礎となっていく。下手な歴史小説などより遥かに面白い。
この本を高校生の頃に読んでいれば、間違いなく自分は数学者を目指していただろうなあ…。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
今回文庫本になったこともあり、読んでみました。約500頁もある本ですが、約3日で読めました。非常にドラマチックです。読了後も暫く興奮してました。
大きな夢(grand design)を持つこと、良い課題を設定すること、それを上手くブレークダウンすること、壁にぶち当たった時にも考え抜いて「ひらめき」が生まれる状況にうまく自分を持っていくこと、、、そんな研究者の営みが「フェルマーの最終定理」に取り組むワイルズの姿を通じて良く分かります。「貴方が、出来ると思っても、出来ないと思っても、どちらも正しい」(フォード)という言葉が思い出されました。「出来るはず!」と信じて8年もの間この課題に取り組むワイルズの根性に素直に感動しました。

広中平祐氏の自伝「生きること 学ぶこと」と色々と共通する点を見出しました。(こちらの本もオススメですよ!) 「知恵の広さ・深さ・強さ」「創造のある人生こそ最高の人生(=気付かなかった自分の資質を掘り当てる喜び)」の意味がこれらの良書を通じてよく分かりますね。「試行錯誤は絶対に無駄ではない」(広中氏)、これはワイルズの話でも共通します。この言葉は大事にしたいですね。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
簡単な算数からはじめて、飛躍を感じさせること無くフェルマーの
最終定理が解決される過程を読ませる構成力と文章力に脱帽です。
また、翻訳特有の感情移入を妨げる変な日本語も無く、
ダビンチ・コードに劣らない、最高にエキサイティングな一冊です。


フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

とても上質なドキュメントです。「余白が足りないので驚くべき証明を書き記せない」という何とも思わせぶりなメモと、簡潔な数式で余りにも有名なフェルマーの最終定理が、とても余白などには書ききれないような膨大かつ高度な最新数学を駆使して証明される過程を素人に分かりやすく記した、小説以上にドラマティックなノンフィクションです。

ワイルズの証明の前提を成すある『予想』を提示した数学者も、ワイルズの発表前に誤った『証明』を発表した数学者も、そしてワイルズが発表後の瑕疵を解決する際に大きな役割を果たしたある『理論』を提唱した数学者も、全てが日本人であると言うこともこの真実のストーリーにのめりこむ一要素になっています。

しかし、何と言っても一番感動的なのは、砂上の栄光の後の挫折の中で一度は自ら閉じかけた解決の扉を才能が導いた閃きと共にもう一度押し開く瞬間の描写です。ここはワイルズ自身の言葉で語られていますが、もしニュートンにリンゴが落ちた瞬間の閃きの感動をインタビューしても同様の言葉が返って来るのではないかと思えるほどです。

最終章の四色問題や球体充填問題の説明は蛇足のような気がしますし、73ページ9行目の誤植は場所が場所だけに残念な気がしますが、そのような小さな欠点を補って余りある興奮と迫力が全編を貫いています。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
タイトル買いしました。
私は数学は得意ではないですが、思い立って数学の青チャートなど買ってみたりしています。
中学生のときの数学の先生が、「数学は何のために勉強するのかというと、ものごとを順を追って考えるということを身につけるためなのだよ」みたいなことを言ったのですが、その言葉のおかげで、今でも苦手とはいえ数学に興味があるのだと思っています。
内容は、350年経って、フェルマーの最終定理が証明されたことに加え、数学の歴史がとてもわかりやすく書かれています。
しかも、難しい数学、数論の話が、とてもわかりやすく、頭が混乱することなく、すらすら読めました。
ワイルズの功績はもちろんですが、著者の文才に拍手です。
フェルマーの最終定理は、わかりやすいが難しい。
それに挑んだワイルズの努力とその姿勢には、「子どもの頃からの夢と目標」が大きく影響した。
自信家ではなく努力家。
ワイルズの姿勢には、学ぶところが大きいです。
いろんな人に読んでほしいと思う本です。



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