パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々〈2〉魔海の冒険 通販商品:パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々〈2〉魔海の冒険
定価:¥ 1,785
通販価格:¥ 1,785
発売日:2006-11
販売元:ほるぷ出版
通販種別:単行本
クリエーター:リック リオーダン
EAN:9784593533879
ISBN:4593533872


パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々〈2〉魔海の冒険
 今度の冒険はグローバーの救出とタイレアの松の再生です。パーシーは捜索に出たグローバーが危機に陥っているとメッセージを受け取ります。グローバーを助けるために出発したパーシーは、枯れかかっているタレイアの松と存続があやしくなってきた訓練所を救えるものがグローバーのそばにあることを知ります。そして無事に帰還して一件落着となるわけです。

 ギリシア神話が物語全体で巧みに利用されています。グローバーを女と勘違いしたポリュペモスは結婚式の準備をします。逃げられない状況でグローバーは女のふりをして花嫁衣裳を織るのですが、時間をかせぐために織ったものをほどきます。もちろんそれはポリュペモスに見つかりますが、このあたりは神話のペネロペを思い出させます。
 またグローバーが捕らわれている島への航海途中でパーシーはキルケやセイレンと出会いますが、これもオデュッセウスの帰国の様子をうまく使ってあります。

 黄金の羊毛によって復活したタレイアやポセイドン直々の手紙を考えると、パーシーの未来は明るいとは言えないようです。しかしどんな困難が待ち受けていようとも、巧みに神話をあやつりながら繰り広げられる冒険はおもしろいはずです。続きが楽しみです。
 

ギリシャ神話

date: 2007-11-09
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々〈2〉魔海の冒険
楽しみにしてた【パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々】シリーズをついに読みました。
親友グローバーが巨大な怪物に追われてる悪夢を観たことによって今回の冒険が始まります。
前作ではアテナの娘、アナベスとグローバーと3人で壮大な冒険を繰り広げたけど、今作ではグローバーの代わりに身長191センチの泣き虫、タイソンが旅の仲間になります。
このタイソンには驚愕の真実があるのですが、それは読んでのお楽しみ。
気が優しくて力持ちって感じのタイソンは凄く魅力的なキャラですよ。
グローバー探しと平行して進行するのが、ハーフ訓練所にあるタレイアの松が何者かによって毒を盛られ、訓練所の境界線の力が弱まって怪物が訓練所を襲うようになります。
タレイアの松を救うには魔の海にある巨人族キュクロプスの島にある金の羊毛を手に入れる必要があります。
魔の海というのは、バミューダトライアングルの事で、そこに向かう途中にギリシャ神話に登場する魔物が次々とパーシー達に襲いかかってきます。
セイレーンなど一度は聞いた事があるような魔物が登場するので楽しいですよ。
前作以上にハラハラドキドキする事、間違いなしです。
今のCGの技術ならこのシリーズを映画化することも可能やと思うので、是非映画化してほしいです。
最終巻になるといわれてる3巻目が楽しみやけど、それで終わってしまうって思うと寂しくなります。
それぐらい面白いシリーズなんで是非どうぞ!


現代版ギリシャ神話

date: 2008-04-05
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々〈2〉魔海の冒険
前回で、神々の争いを止めたパーシー。やっと手に入れた母との平穏な生活...のはずが、冒険をともにしたグローバーが夢にでてきたパーシーに助けを求めている!?パーシーとアナベスは、新たな冒険に出かけていく...

今回も、「(ギリシャ神話に)あぁーこんな話があったよねー」と一人「うんうん」と思いながら読みました。たくさんの神々、英雄が登場するギリシャ神話の全てを覚えているわけではありませんが、現代風にアレンジしていくとこんな風になるのかー、と感心します。目と歯が、三人で一つしかない三姉妹や、キュクロプス、セイレンなどなど。怪物は不死身であり、倒すことはできるが、時間がたつと復活すると言う設定で、だからこそ、大昔に過去の英雄達が退治した化け物と再びパーシーたちが対峙することになるのですが、まさに、うまいっ!って感じです。

一巻で敵にまわってしまったルーク。それを心配しているヘルメス。ルークに恋しているアナベス。登場人物たちの気持ちも複雑さを増していき、パーシーに係る予言についても少しずつ明らかになっていきます。次の冒険が楽しみです。

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々〈2〉魔海の冒険
第1作目に劣らず、はらはらドキドキの物語は健在です。
しかも、文章的には難しくないのですらすら読めます。
ただ、エンターテイメント性が強いのは確かでクラシックにはならないと思います。
でもファンタジーは楽しければとそれでいいと思います。
おすすめの作品です。