紫房の十手―鎌倉河岸捕物控〈17の巻〉 通販商品:紫房の十手―鎌倉河岸捕物控〈17の巻〉 (時代小説文庫)
定価:¥ 700
通販価格:¥ 700
発売日:2010-07
販売元:角川春樹事務所
通販種別:文庫
クリエーター:佐伯 泰英
EAN:9784758434874
ISBN:4758434875


いつもと違って

date: 2010-07-23
紫房の十手―鎌倉河岸捕物控〈17の巻〉 (時代小説文庫)
今回は、親分以下ご隠居様やしほが湯治旅に行っていたので

政次サンが、がんばりました。

いつもとは違うお話の流れもたまには新鮮で良いですね。


ただ、いつも思うのは、
文章の流れや話の展開が、綺麗でスムーズ過ぎる気がして、
もう少し、泥臭さっていうか、男臭さっていうか、
そういうのがあっても良いかなって思ってしまいます。

そこに、なんというか物足りなさを感じてしまいます。

なにもかもが出来すぎてる感じ?

何か大きな失敗でもして、壁にぶちあたる政次サンを見てみたいな。







紫房の十手―鎌倉河岸捕物控〈17の巻〉 (時代小説文庫)
一介の町人(そうではない、と位置付けてはいるが)と、将軍が会うはずがない。
この作者は、別シリーズでも、一介の浪人(そうではない…以下略)やその息子を、将軍やその後継者のお気に入りにしている。
たとえば、銭形平次が、時の最高権力者の後ろ盾を得たことはないし、そんなことを考えたこともなかったはずだ。
本当の意味で庶民のヒーローは、この作者からは生まれないだろうな。
好きなだけに残念です。



紫房の十手―鎌倉河岸捕物控〈17の巻〉 (時代小説文庫)
ネタバレはしたくないので、ギリギリで書きます。

レビューがあまりよくないので心配していましたが、シリーズに愛着を持ってしまったので購入しました。

いい意味で裏切られました。

何でも出来る政次さんがちょっとひるんだり、
亮吉さんがまたいい具合に緩ませてくれ、でもしっかり仕事はして
彦四郎さんは出番は少ないものの、少し人間味が増したようで。

何より、今回は淡々と流れるように見えて
いろいろな周りの人の呟きや会話から感じ取れるものが多いと思います。

実際自分も、一回目はさくっと読めてしまって、
またぱらぱら落ち着いて読み直したら小さいところに感じるところが多々ありました。

一話ずつの捕物ではないので、大味に見えますが
実は新しい段階にきた感じがしました。

もっと読みたい!という期待を込めて☆4つ。