ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話
出てくるエピソードは、誰もが知っている話をベースとしている為、読んでいて思わずニヤリとしてしまった。
シニカルな気持ちで、楽しめる物語である。

しかし、本書はそれだけに留まらない。
「不安」や「欲」という感情を利用された時、人はいとも簡単に騙されてしまうという真実が描き出されている。

絵空事として楽しく読むもよし。
自分のお金に対する行動の裏側にある感情を、見つめなおす機会とするもよし。

非常に奥深い作品と思う。


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